ここでは、債務整理について実際に体験して借金を減らすことを実現したことを書いていきます。

債務整理について、実際に感じたことや手順で重要なことを綴ります。

債務整理については、様々な方法があります。その幾つかは借金が全くのゼロになる方法から借金が大幅に減る(減額)できる方法など色々あります。
債務整理をイメージされたあなたにとって、最善の手段えお取るかは人それぞれです。ここのサイトをよく読んで考えていただければと思います。

債務整理は難しいことと考える方へ

債務整理は実際には難しいことではありません。それは、国が認めた借金ゼロへの手続きだからです。
手続きと言えば簡単なイメージを持たれると思います。役所で住民票を取るのと同じような感じでしょうか。
しかし、債務整理は借金を帳消しにするというものですので借金した人にお金を貸したり商品を売り掛けで売った人など様々な権利者が居られます。
そのため、簡単に届け出るだけでは借金帳消しにならないのです。
逆にあなたが貸した方の立場で考えるとご理解いただけると思います。

それでは、どのように債務整理を考え、進めていけばいいのでしょうか。それは、自分でもできるのでしょうか。
結論を急ぐ前に債務整理の知識を持ちましょう。そして、どの手段があなたにとって最善かを考えていきましょう。
知識を身につけたとしても個人で債務整理を実行するのは不可能と言っていいでしょう。

それは、債務整理で借金が無くなったり減ったりするシステムは国が借金に苦しむ人を救済するための法的な仕組みという特性をイメージしていただくと容易に理解できると思います。

債務整理は合法に借金ゼロを実現する手段です。
債務整理は法的なそ手続きになりますので個人では難しいです。
弁護士さんに相談して手伝ってもらうことが早くて確実に借金ゼロや大きな借金減額が実現すると思ってください。
決して自分でコッソり債務整理をしようとは考えないでください。うまくいくことはありません。

債務整理を成功させるポイントは、以下の3つです。

1.正しい知識をしっかり身につける。
2.信頼できる弁護士さんを探す。
3.正直に全てを話す。

この3つの中でも知識があると無いでは、ある方が良いことは誰でも想像できますが、信頼できる弁護士さんを探して依頼することの方が最も重要です。
つまり、債務整理を専門的に扱う弁護士さんである方が望ましいです。浮気の調停が得意な弁護士よりも債務整理が得意な弁護士の方が良いということです。

債務整理を専門的に扱う弁護士と契約する。

債務整理の基本の基本

債務整理といえばよく比較されるのが自己破産です。
よく、自己破産と債務整理はなにが違うのかと聞かれますが、これ実は債務整理という大きな目的があり、自己破産はその手段のひとつなのです。つまり債務整理を行う上で幾つかの手段があり、そのうちのひとつが自己破産です。

自己破産も債務整理のひとつであるということは、他にも債務整理の手段があって自己破産のように選ぶことができます。

自己破産の他には、任意整理、個人(民事)再生があります。法人でも同じです。民事再生は個人の場合は個人再生とも呼ばれます。

債務整理を考えられたことがある方には、耳馴染みのあるワードではないでしょうか。
なんとなく自己破産は何もかも終わってしまい、民事再生の方はもう一度なんとかしようというイメージが有るように聞こえますが、実はそれぞれに結果は異なりますが、どちらの手段でももう一度頑張って生きて行こうとする人にチャンスを与えるための素晴らしい法律であります。

債務整理の手段は、大きく以下の3つです。

1.任意整理
2.個人再生
3.自己破産

あと、過払い金請求というのもありますが、これは、貸金業者に払いすぎた利息を取り戻すものです。
借金ゼロにつながるかというと少し違うように感じられますのでこの件については、別途説明させてただきます。

この3つの中で、最も目的達成(借金ゼロ)に合致するものは、3番の「自己破産」です。
つまり、全て帳消しの手段は自己破産です。それ以外の手段は、帳消しというものではないですが、大幅に借金を減額できるものです。
その違いをざっくり説明させていただきますと、以下のようになります。

1.任意整理

任意整理は、他の2つと大きく違う点は裁判所を通さずに貸金業者と交渉を行うことにあります。
つまり弁護士さんを使っての交渉が基本ですので、消費者金融での借り入れが多い方に良いと言えます。
銀行系の消費者金融サービスから街の金融屋さんなどの借り入れが多い場合に効果的な減額手段です。
クレジットカードの支払いができない状況でも同じく長期に返済するような形に変更するという考えです。
他にも借金の減額と金利の見直し(利率を下げる)などを交渉することにより毎月の返済金額を減額して、生活に支障のない範囲での返済を行えるようにするのが債務整理の手続のひとつです。
こちらも個人では交渉できないと考えるため、弁護士さんに相談するようにしましょう。

2.個人再生

個人再生は、自己破産と任意整理のちょうど中間的な手段と言うと大雑把ではありますがイメージがつかみやすいでしょう。
個人再生は、裁判所に再生計画を出してそれが認可されると借金が5分の1に減額されます。減額された借金を3〜5年で支払いすることになります。
基本は3年で払うので3年で支払い可能な金額の5倍までの借金というケースに限られます。
それでも任意整理よりも借金が減る額が大きくなると言えるでしょう。
また、個人再生のメリットとして一定の条件を満たせば、住宅を手放さずに手続きをすることができます。これは、自己破産と違い大きなメリットではないでしょうか。
返済期間については、特別な事情がある場合には、5年までの長期分割弁済が認められます。
こちらも個人で裁判所に行くことは、難しいのでスムーズに進めるために弁護士さんに相談して手続きしてもらいましょう。

3.自己破産

自己破産は、裁判所に支払いが不可能であることを認めてもらいます。認めてもらえると、税金等を除くすべての債務を支払う必要がなくなります。
財産がある場合は、お金に換えて、債権者に配当されます。
裁判所で定める基準を超えない財産(99万円以下の現金など)は手元に残すことができます。
難しい言葉を使うと自己破産は、裁判所に「破産申立書」を提出して「免責許可」ををもらい、全ての借金をゼロにするという手続きです。
これは、債務整理の中で最も借金ゼロへの道と言える人生を再起させる強力な法的手段です。
この手続きを行うには弁護士の力が必要不可欠です。弁護士は、破産申立書の作成から、免責になるまでの全ての手続きのお手伝いしてくれます。

3つの手段には弁護士さんの力が必要不可欠。弁護士さんを探すことについて書いていきます。

いきなり弁護士さんを探すなんてなかなか難しいのではないかと思われますが、実は筆者の私は自分の力で弁護士さんを探して自己破産しました。
その貴重な経験から得たノウハウと体験に基づいてお話を進めていきます。

実は、相談を繰り返すことが重要です。

相談を繰り返すというのは簡単だけど、悩みがいっぱいあってそんなにゆっくり構えてられないと言う方に、先に全国対応の弁護士事務所(もちろん債務整理を得意としている事務所)を幾つか紹介します。
もちろん私も事情を説明して話を聞いたところをお教えします。きっと、ご存知の法律事務所もあるでしょう。それは、テレビやラジオ広告を行っている事務所でしょう。過払い金請求で大きく広げた事務所もあります。大きく広がるにはそれなりの対応品質や実績があるからこそです。私も全てに電話相談、訪問を繰り返しました。結局どの事務所にお世話になったかは伏せておきますが、最後はフィーリングと相性です。本当に一緒に悩みを解決してもらえると感じた事務所(弁護士さん)に依頼しましょう。